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京滬高速鉄道 乗り換え24駅設置の意図は?

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掲載日付:2011-6-22 9:16:16

 

 

 中国で最も有名な2都市の北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道がまもなく開通し、運行をスタートする。路線の24駅での乗り換えが可能で、国内7省・直轄市を結ぶ「ゴールデンルート」となり、高速鉄道時代の都市発展という変奏曲を奏でることになる見込みだ。中新網が伝えた。

 この中国版「新幹線」は、今月末に地上を走り始める予定だ。北京市、天津市、上海市の三大直轄市と、河北省、山東省、安徽省、江蘇省の4省が、この高速鉄道「クラブ」の発行する24枚の「入場券」の入手に成功した。24枚の入場券とは同高速鉄道の停車駅のことで、3直轄市に合わせて4駅ずつ設置されたほか、河北省に2駅、安徽省に4駅、山東省に6駅設置され、江蘇省には最も多い8駅が設置された。

 沿線の都市にとって、高速鉄道の通過をめぐる「争奪戦」の意義は、象徴的な意義にしろ、実際的な意義にしろ、過小評価できないものだ。北京在住のあるアナリストによると、総延長1318キロメートルの京滬高速鉄道は24の駅で結ばれており、駅の設置や場所の選択にあたっては熟考に熟考が重ねられ、果たして「一石三鳥」の効果を上げることになった。

 第一に、京滬高速鉄道は中国の二大花形都市である北京と上海を始発・終点とする。両都市間の所要時間が5時間以内に短縮されたことは、二大経済圏の連携を成功させる上で象徴的な出来事だ。

 長江デルタ地域に比べ、北京市、天津市、河北省の一帯は資源の集約を明らかな特徴とする。国内・海外の資本と多くの優れた人材が集まるこの一帯は、高速鉄道の力を借りて、資金と人材の優位性を長江デルタ地域に波及させることができ、長江デルタの技術や経済理念もまた「天がける高速鉄道」によって北京・天津・河北に送り込まれることになる。こうして二大経済圏がそれぞれの優位点によって相互に補い合うことになる。
 第二に、京滬高速鉄道は江蘇省内に全駅の約3分の1にあたる8駅を設置する。安徽省には4駅が設置され、両省を合わせると全駅の半数を占めることになる。こうした駅の配置から、長江デルタとの連携が意図されていることは明らかだ。

 現在、長江デルタ地域は中国で最も経済発展の活力に富んだ地域であり、同高速鉄道の開通は、同地域の市場開拓、経済要素の流動の加速、地域間の「経済的距離」の短縮などにとって、いずれも好材料だといえる。

 第三に、京滬高速鉄道が山東省に6駅を設置することにも深い意味がある。北京交通大学の紀嘉倫教授によると、山東省はこれまで長江デルタ地域と北京・天津・河北省一帯の二大経済圏に挟まれた「くぼ地」だったが、同高速鉄道の開通により北京・上海という「竜の頭」に連なる「竜の体」になることが予想される。山東省が「くぼ地」から「高地」に変われば、物流、人の流れ、資金の流れの加速、川上エリアの産業移転の受け入れ、現地の観光産業の振興などいずれにとってもプラスになる。同高速鉄道の沿線経済にみられる「ダンベル式」の局面もまた、新たな動きに伴って変わることが予想される。

 京滬高速鉄道について、メディアは「風のように早い」と形容する。沿線の24駅はいずれも高速鉄道時代の「通行証」を手に入れた。高速鉄道の車輪に乗って風のように疾走する都市たちは、より大きなエネルギーとより十分な気力をもって、都市発展の「スピードと情熱」を体現することになるとみられる。(編集KS)

 「人民網日本語版」ニュースから転載
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