SUGOO情報 > ビジネス最新ニュース

「中国、大口商品輸入で依然弱い立場」社会科学院

【 ページ背景選択:
掲載日付:2010-12-28 8:37:11

中国政府直属の学術研究機関、中国社会科学院は26日、北京で世界経済白書を発表し、大口商品の輸入市場で中国は依然として弱い立場にある、との見方を示した。中国国営・新華社通信のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 大口商品市場では近年、世界市場を牽引(けんいん)する中国的要素「チャイナ・ファクター」に関心が高まっている。大豆、鉄鉱石、原油などはチャイナ・ファクターが最も大きく、大口商品市場に最も大きな影響を与える品種という。

 白書は、中国が大口商品市場に与える影響は、主に需要によるもので、供給や金融ルートによるものではない、と指摘する。

 食用農産物の分野で、中国が大きな影響力を持つものといえば大豆だ。中国の大豆輸入額は2002年の25億ドル(約2千億円)から2008年には218億ドル(約1兆8千億円)に急増し、年間5ポイントの速度で増加した。大豆の2008年の国際市場規模は414億ドル(約3兆4千億円)、うち中国の輸入額は52.8%と過半数に上っており、2009年にはさらに60%に増加した。

 中国は農業資材の輸入においても重要な位置付けにあり、輸入シェアは2002年以降、右肩上がりに上昇している。中国は羊毛と綿花の輸入量が多いことについて、白書は中国が紡績衣類の主要な輸出国であることに関係すると分析。同時に、中国の銅鉱、アルミニウム鉱、亜鉛鉱、鉄鉱、ニッケル鉱の輸入シェアが大きいほか、原油も重要な大口輸入商品になっている、とした。

 特筆すべき点として、白書は、大豆と鉄鉱石の輸入で、国際市場の平均水準を上回る価格を中国が支払っていることを挙げ、ここから中国の大口商品輸入が依然として不利な立場に置かれていることが見て取れる、と指摘している。(編集YT)

 「人民網日本語版」中国現地商品の売買情報、多言語化ネットの製作、宣伝情報の詳細につきましては、どうぞhttp://jp.sugoo.com/Index.htmまでアクセスしてださい。

最新情報
ホットトピック
関連情報