】 北京五輪の関連施設となる北京首都国際空港(北京空港)に拡張建設された第3ターミナル(T3)は29日に運用を開始する。
T3はT3A、T3C、T3Bとの3つのビルから構成されており、それぞれC区、D区、E区と呼ばれる。総延べ床面積は98万6000平方メートル。うち、C区は国内外線搭乗手続き、国内線出発および荷物の引き取りに、D区は今夏の北京五輪の開催期間中のチャーター機に、E区は国際線発着のフロアに利用されるものとする。
T3運用開始に伴い、航空会社27社のT3への移転は2段階に分けて実施される。1期目では英国航空、イスラエル航空をはじめとする7社が29日の零時から使用開始。2期目では日本航空、全日空、中国国際航空(国航)、ユナイテッド航空、キャセイ・パシフィック航空など世界大手20社が3月26日零時以降発着のフライトから対応できる予定。日本路線における乗客の大半は同日からT3を利用することになる。
同空港によると、T3供用開始後、現在の第1ターミナル(T1)、第2ターミナル(T2)はそれぞれA区とB区として利用される。うち、A区(T1)に大新華航空グループが、B区(T2)に南方航空(南航)と東方航空(東航)のグループが集結することになるという。
大新華航空は、昨年11月30日に海南航空集団傘下の海南航空、新華航空、長安航空と山西航空4社が統合して設立された航空グループで、市場資本額の規模では国航、南航、東航に次ぐ4番目を占める。
北京空港は、T3のほかには全長3800メートル3本目の滑走路、34万平方メートル交通センターも空港拡張工事として整備されており、総工費は約270億元(約4100億円)。2015年には、年間7600万人の旅客の利用が可能になる。