】 中国の閉じ込め型核融合装置・中国環流器二号A装置が、2006年のプラズマ電子温度5500万℃実現に続き、2007年に行われた物理実験で革新的成果をもたらした。
これらの成果とは、磁気閉じ込め分野で初めての自然発生クラスターの輸送現象発見、理論と一致する初めての正確な膜構造の観測、低周波揺動に対する径方向電位のつり合い現象の初めての実証など。
これらの成果は、高温プラズマ輸送物理の研究分野で、中国が国際先端レベルに到達したことを示すものだと専門家は評価している。
中国環流器二号A装置は成都近くの「人工太陽」実験装置内にあり、核工業西南物理研究院が建設、運営している。
核融合研究は、極めて高い経済性能と信頼の置ける安全性を備え、環境を汚染しないといった優位性を持つ原子力発電所である「核融合原子力発電所」の設立を最終目標としている。この目標が実現すれば、いくら使っても無尽蔵の新しいエネルギーが人類にもたらされる